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静岡の自然薯「静岡農試60号」とは
静岡県では自然薯は古くから食されており、数多くのととろ汁の店が有ります。 その中でも、静岡市丸子にある「元祖 丁子屋」さんは、慶長元年(1596年)創業のとろろ汁の専門店。当時から山で取れた自然薯を使用していたそうです。 そんな中、自然薯栽培が出来るようになった事をきっかけに、丁子屋の12代目当主が、静岡県で自然薯栽培をやってくれる人を探したのが、静岡県での自然薯栽培のスタートになります。 静岡農業研究60の自然山の全景 静岡農試60号の誕生と背景 栽培がスタートした当時は、県外産の品種を使用していましたが、1981年(昭和56年)に静岡県に自生している自然薯を採取し、最も美味しい物を静岡で栽培する品種にする事になりました。 静岡県農林試験場(現農林技術研究所)の協力のもと、採取された自然薯は約100本。その中で最も良かったものが60番目であったため、農業試験場の「農試」と60番目で合った為「60号」が合わされて「静岡農試60号」という品種(系統)が出来ました。 静岡農試60号は静岡県掛川市の倉真で見つかった物になります。 60号というのは系統番
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11月4日読了時間: 4分


静岡県はとろろ県
静岡県には昔からとろろを食べる文化があったといわれています。 有名なのは、静岡市丸子(まりこ)の「 元祖 丁子屋 」さん。 東海道五十三次に描かれたり、東海道中膝栗毛にとろろ汁の店 として登場します。 丁子屋産の創業は、慶長元年(1596年)と言われており、その歴史の長さが分かります。 徳川家康も健康増進のためとろろ汁と麦飯を好んで食べたという伝承があるそうです。 上部の写真にもあるように、静岡県内にはとろろ汁のお店が多数あります。(ここ以外もあると思います) 私達も県外に、自然薯の関係で視察に行くことがあります。 せっかくなので、その土地のとろろ汁のお店を探しますが、見つかる事が少ないです。 それだけ、静岡県内のとろろ文化が根付いているのだと思います。 もちろん、お店だけではなく家庭でも自然薯のとろろ汁を食べる文化は根付いています。 静岡県は東西に長く、その地域性がとろろ汁の作り方にも出てきます。 それらを纏めてくれたのが、静岡専門職大学の前田先生です。 https://fujinokuni.shokunomiyako-shizuoka.pre
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11月4日読了時間: 2分


自然薯品評会について
品評会の様子 自然薯品評会について 記事作成中
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11月4日読了時間: 1分
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